長さの関係カードとは

  発達障害の子や、LD傾向のあるお子さんを対象に作成した算数の教材です。

コンセプトは、長さの単位、読み方、具体物としての長さ、を一致させる学習に使います。

単位は㎝と㎜があります。

また、㎝や㎜だけのものと、その両方が混ざったものがあります。

使い方としては

  • 同じ長さを表わすカードどうしに仲間分けをする
  • 長さの単位、読み方、具体物の長さカードの中から2種類を選んでおき、ババヌキや神経衰弱のように遊ぶ

などがあります。

教室やご家庭で見過ごされる、長さが苦手な子の意外なつまづき  

  なぜ、このようなカードを作ったかというと、指導する中で気付いた理由があります。

実は長さの学習につまづいている子ども達の中に、それ以前の、cm=センチ mm=ミリ という読み方の段階でつまづいている子達がかなりいるのです。

えっと思われるかも知れませんよね。

こういう、当たり前なものほど、教室では見過ごされます。

また、本人達からの分かっていないという発信もなかったりします。

また読めないというより、表現が難しいのですが、厳密には同じものとして一致していないという感じです。

  次のつまづきとして、cmとmmの関係が量的、視覚的にイメージできない子です。

 1cm=10mmだよと説明されても、腑に落ちない子は相当数いると思います。

 視力と視覚認知が弱い子は、定規のmmのメモリが読めず、余計にイメージが難しくなっているかも知れません。

 そのため、対応する長さカードを作り、メモリも色を変え、見やすくしています。

 このカードの目的は、言葉の説明ではなく、自分で操作させながら、視覚的にアプローチし、関係性に自ら気付かせる作戦です。  

この教材が合わない子もいますが、合う子は、衝撃のようにつながりの法則性に突然気づき、あとはすべてできるようになってしまう子もいます。

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投稿者プロフィール

内田 雄二
内田 雄二
発達障がいの子どもを天才に輝かす専門家。
上郷個別教室GIFT代表。

今まで直接教えてきた生徒は2000名以上。認知能力トレーニングと支援教材という、独自の手法で、発達が気になる子ども達の能力開発を行っている。

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