作文が苦手な原因はネタが思いつかないから
作文が苦手な子の大きな原因って何だと思いますか?
それは、作文のネタが思いつかないということ。
たとえば、リンゴについての作文を考えるとします。
リンゴについて、いろいろ思い浮かべると
- リンゴは丸くて赤い
- リンゴは甘酸っぱい
- リンゴはジュースでも、そのままでも食べられる
- 昨日リンゴを食べた
- 僕はリンゴが好き
などが思い浮かんだとします。
これが作文のネタ、つまり作文の要素となるアイディアです。
これをつなげたら、たとえば
<例文>
リンゴは丸くて赤いです。味は甘酸っぱく、ジュースでもそのままでも食べられます。
僕はリンゴが好きで、昨日も食べました。
のような作文ができるわけです。
作文が苦手な子は、このネタが思いつかないのです。
それは食材を用意しなければ、料理が作れないのと同じです。
そして、ネタさえ思いついたら、作文を作るのは難しくないのです。
では、ネタが出るように、発想力を鍛える方法はあるのか。
あります。
マインドマップを応用して、作文の発想力をトレーニング
マインドマップってご存じですか。
マインドマップは、イモづる式に発想していけるので想起という認知能力を活性化するのに、とても優れています。
ちなみに想起とは、長期記憶から情報を取り出す、つまり思い出す認知能力です。
一つ思い出したことをマップに書くと、それが引き金になって、次々と関連の情報を思い出しやすくなります。
発達が気になる子達は、けっこう「想起」が安定しないので、思い出せなかったり、ひょんなことで思い出せたりという場面が多いと感じています。
想起の苦手さは、作文の苦手さとも関連すると考えています。
ただ、マインドマップは、この想起を活性化するのですが、子どもが使うには難しいです。
そこで、子どもの作文用に簡略化したものを使えば、大丈夫です。
それを使ったトレーニングを動画で紹介しました。
想起のトレーニングでもあります。
コピー用紙一枚と鉛筆があればできます。
特別なプリントもいりません。
ぜひご覧下さいね。
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投稿者プロフィール
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発達障がいの子どもを天才に輝かす専門家。
上郷個別教室GIFT代表。
今まで直接教えてきた生徒は2000名以上。認知能力トレーニングと支援教材という、独自の手法で、発達が気になる子ども達の能力開発を行っている。
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