お子さんの苦手は、得意のもと??

 お子さんの苦手さは非常に目につくけれど、得意がなかなか見つけられないというお母様、おられませんか。

 ついつい叱ったり、手伝ったりで、お母さんもお子さんもヘトヘト。

でも、そんなお子さんほど、才能の種が隠されているのです。

子どもの得意を見つける2つの方法があります。

それは

  • お子さんの苦手さの逆を見る方法
  • 今、当たり前に出来ていることが得意で、その子の強み

です。

えっ、どういうこと!?と思われた方も多いと思います。

以下、それぞれ説明して参ります。

お子さんの苦手さの逆を見る方法

例えば、人に話したり、自己表現をするのが苦手と言うお子さんは、その反対の能力、たとえば、話を聞いて、それを記憶しておく力が得意だったりすることがあります。

つまり、自分の苦手さを補うために、違う能力で自分をフォローしようとするため、その能力を伸ばしていたりするのです。

例えば、聞いて覚えるのが苦手なお子さんは、見て考える力や、人に助けを求める力を伸ばしているかも知れません。

お子さんの苦手さを、お子さんがどのように補おうとしているか個人差がありますので、観察してみてくださいね。

次の、ワークにぜひ取り組んで見てください。

お子さんの隠れた得意が見えてくるかも知れません。

ワーク1

  • お子さんの苦手なことを、いくつかあげてください
  • あげた苦手なことを、ポジティブな角度から言い換えてみましょう

<例> すぐ気が散る → いろんなことに興味を持つ  すぐ決められない → 慎重

ポジティブに言い換えた時に、それがお子さんに少しでも当てはまるようなら、その苦手さは才能に転化できる可能性があります。

今、当たり前にできていることが得意で、その子の強み!

当たり前にできていることのいったい、どこが強みなの?って思われるかも知れませんね。

しかし、教員をしていていろんなお子さんを見ていると、その子が普通にやっていることが、実は他のお子さん達ができるとは限らないことが、たくさんあるのです。

しかも、本人にとっても、ご家族にとっても当たり前なので、気付かれないことが多いのです。

以前、積木の課題で、図を見せて、積木を積むように伝えました。すると、結構複雑な形なのに、その子は何と、向かい合わせの私の方に向けて(180°反転させて)、その形を作ったのです!

しかし、本人にとっては当たり前のことでしたし、保護者の方も、他の子も普通にそれができると思われていたようです。

こういう事例でなくても、問題なくできていることは、その子の強い能力が使えているからなのです。

しかし、当たり前にできることは、本人も、ご家族も困らないことなので、スルーされがちです。

「これやって、・・・正解、じゃあ、次」みたいに(笑)。

ぜひ、本人にとって、それが得意なことであると自覚できるように、当たり前に出来た時に「当たり前にできるの、すごいね」とほめてあげてください。

その能力はぐんぐん伸びていきますよ!

ワーク2

  • お子さんが、スムーズにできない事や苦手なことは何ですか。思いつくだけあげてください。
  • 上記に上がらなかったことは、その子の強い能力の可能性があります。その目で一週間、観察し、当たり前にできていることをメモしてください。

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投稿者プロフィール

内田 雄二
内田 雄二
発達障がいの子どもを天才に輝かす専門家。
上郷個別教室GIFT代表。

今まで直接教えてきた生徒は2000名以上。認知能力トレーニングと支援教材という、独自の手法で、発達が気になる子ども達の能力開発を行っている。

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