眼球運動が苦手だと、学習が苦手になります
お子さんの目、動いていますか。
今回、紹介する眼球運動で、視線がそれたり、頭が動いたり、露骨に瞬きが増えるなら、苦手な証拠です。
眼球運動が苦手だと
- 文の読み間違い、行飛ばし
- 写し間違いやケアレスミス
- 疲れやすく、集中力低下
の原因になります。
そこで、ご家庭でできる簡単なビジョントレーニングを紹介します。
ビジョントレーニングは、ケシゴム付き鉛筆があれば、毎日3分で効果があがります。
眼球運動には追従性眼球運動と、跳躍性眼球運動の2種類があります。
それでは種類別のトレーニング方法をご紹介していきます。
追従性眼球運動のトレーニング
追従性眼球運動は、対象物に対してゆっくり目で追っていく動きです。
この動きがスムーズでないと、本を読んでいるときに文字を飛ばしてしまったり、手先を使う作業や、文字をうまく書けない要因になります。
また、バドミントンや球技でボールの動きを目で追うときも、追従性眼球運動です。
ではトレーニング方法です。
指標(ケシゴムつき鉛筆)を1本使って、顔から30~40センチ離して、20センチほどの円を描くようにゆっくり回します。
必ず、右回りと、左回りの両方をやってください。
どちらかが極端に苦手な子も多いのです。
その時に、視線が外れたり、頭が動くようなら、眼球運動が苦手と分かります。
このトレーニングで改善できます。
他にも迷路をゆっくり目で追うというトレーニング方法もあります。
跳躍性眼球運動のトレーニング
跳躍性眼球運動は、ある1点からある1点までジャンプし焦点を合わせる動きです。
この動きがスムーズでないと、文章や数字の行を飛ばしてしまう要因になります。
この動きは、瞬時に回りの状況をつかむのにも使われます。
たとえば、横断歩道での安全確認。
左右をパッパッと確認している、あれですね。
この動きが苦手だと大変危険ですし、この動きが苦手なまま、将来に自動車を運転すると、事故につながる可能性もあります。
これは指標を2つ使います。顔から30~40センチ離して、2本の指標(写真では赤と青)を20センチほど水平に離して構えます。
そして赤、青と交互に言って目の動きを見ます。
目が曲線に動いていないか、頭が動いていないかもチェックしてくださいね。
詳しい方法と、他の眼球運動のトレーニング方法も動画で紹介
なかなか文章で表現仕切れない部分もあります。
ご興味のある方は、こちらの動画をご覧下さい。
指標を使った両眼視のトレーニングなど、他のトレーニング方法も紹介しています。
公式ラインで無料のメルマガを好評配信中です
特別支援教育士の内田が、特別支援、認知能力、学習支援、など、ブログでは掲載していない内容・お話を多数紹介してまいります!
惹かれる方は下記より、どうぞ。
公式ラインにご登録後、ラインのチャットで
お名前と「メルマガ希望」とご送信ください
ユーチューブでもたくさんトレーニング方法紹介
認知能力トレーニング、学習支援のアイディアを動画でもたくさん紹介しています。
リンクはこちらです。
投稿者プロフィール
-
発達障がいの子どもを天才に輝かす専門家。
上郷個別教室GIFT代表。
今まで直接教えてきた生徒は2000名以上。認知能力トレーニングと支援教材という、独自の手法で、発達が気になる子ども達の能力開発を行っている。
最新の投稿
- 国語の学習支援2025年1月7日語呂合わせで覚える漢字記憶術
- 認知能力トレーニング2025年1月6日ケシゴム鉛筆で簡単ビショントレーニング
- 教育全般2025年1月4日自閉症スペクトラムを苦しめる「反芻思考」をストップ
- 教育全般2025年1月3日奇跡! 自画像がこんなに変化! 心の成長との関係
ご興味をお持ちになられた方は、上郷個別教室GIFTの内田まで、お問い合わせ下さいね!
勉強・学習
遅れのご相談
効果的な支援方法とは
発達障害・グレーゾーン
のご相談
つまづきの本当の原因