小数を水のかさを使って理解

教科書では、算数の説明を絵や図で説明するケースはたくさんありますよね。

でも、見るより、もっとお子さんの理解が進む方法ってご存知ですか。

それは、見て、触ることなんです。

そこで、小数の概念を学ぶのに、非常に簡単ではありますが、写真のような教材を作成しました。

リットル小数カードです。

0.1Lは細いカードになっています。

それが10枚集まると1L、つまり1です。

小数リットルカードの優れた特徴

この教材には、次のような利点があるため、子どもの理解が進みます。それは・・・

  • 小数と整数の関係が明らか(0.1が10集まると1)
  • 小数と整数の量の関係が視覚化されている
  • 足し算や引き算、小数の繰り上がりなどもイメージできる
  • 子どもが触って学べる

特に発達障害やLD傾向のあるお子さんは、数量の関係がイメージしずらいです。

なので、このように視覚化する支援はとっても効果的です。

ちょっと並べづらいのは工夫の余地があるものの、生徒はすぐ内容を理解し、教えなくても自動的にたし算も理解しました。

教科書(東京書籍)はメモリのみの表記でしたが、写真の細切れのカードの方が、量としてとらえやすく、移動もできるのでイメージしやすかったようです。

<追記>

補助として、実際の軽量カップと小分け用の小さなカップも用意してイメージを膨らませました。

この記事をご覧になった、先生の卵の方が、教育実習の授業で大きな教材を作って使われていました。

教科書に使われているものを、触れる教材化すると、さらに理解が進むものが他にもありそうですね!

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内田 雄二
内田 雄二
発達障がいの子どもを天才に輝かす専門家。
上郷個別教室GIFT代表。

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