
お子さんはきちんと両目で見れていますか
眼球運動というと、動いているものを目で追う力のイメージがあります。
しかし、静止した物を両目で見るのも大事な眼球運動の機能なのです。
この両目で見る眼球運動の機能を、両眼視と言います。
片目を中心に見るクセがついていると、
- 目が疲れやすく、集中力が続かない
- 読み間違える
- 姿勢が崩れる原因になる
- 目が悪くなる
- ピントも合わず、遠近感もつかめないので、球技などのスポーツは特に苦手となる
その両目で見る力のビジョントレーニングに適した道具がブロックストリングです。
また、両目で見れているかのチェックもできます。
ちなみに、スポーツでは距離感をつかむのがとても重要なのでよく使われます。
特に卓球の選手が素早く、ピンポン玉に正確に焦点を当てるために好んで使うトレーニング道具です。
また、両目で見れていないと不器用さの原因になります。
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ブロックストリングの使い方
まず、ひもの先端を目と目の間から、まっすぐ前に伸ばします(お母さんがひっぱってあげてください)。
次に、写真のものの例にするなら、真中のピンクのボンボンを見ます。
その時に左右均等なバッテン(Xのように)に1本のヒモが2本に見えるなら、両眼視ができています。
目からまっすぐ前に伸ばし、カラーの指標(ボンボン)を順番に両目で見ていく(5秒ずつぐらい)だけです。
これで、片目で見るクセの矯正に役に立ちます。
ただし、斜視の人や、眼球に特別な事情がある方は、必ず医師に相談の上、行ってください。
写真のものはかなり短く作っていますが、スポーツ選手などは5メートルぐらいのものを使って訓練するらしいです。
ただ指標どうしの距離は推奨があるようなので、専門家の本(それぞれ若干違う)で調べてみてください。
あと、お子さんが片目で見ている傾向がある場合は、お子さんの姿勢などもチェックしてくださいね。
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発達障がいの子どもを天才に輝かす専門家。
上郷個別教室GIFT代表。
今まで直接教えてきた生徒は2000名以上。認知能力トレーニングと支援教材という、独自の手法で、発達が気になる子ども達の能力開発を行っている。
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