なぜビジョントレーニングが必要か

眼球運動に苦手さがあるお子さんは多いです。

眼球運動に苦手さがあると     

  • 文章を読むと読み飛ばしや、適当な文を作って読む
  • 筆算のケアレスミスが多い
  • 勉強すると、すぐ疲れて集中力がなくなる

と勉強にも影響があります。

そこで、今回は定規一つ、あればできるビジョントレーニングを紹介します。

それはスケール法です。

 視線をある地点から、ある地点まで素早くジャンプさせる目の動きを跳躍性眼球運動といいます。

たとえば次の時の目の動きが、跳躍性眼球運動です。

  • 文章の行変えのとき。
  • また、黒板の文字をノートに写すとき。
  • また、横断歩道で左右を確認するときの、パッパッという目の動き。
  • バスケットボールで、回りの人の動きを確認するとき。

その眼球運動を、定規一本でトレーニングできます。

スケール法の準備とトレーニング方法

準備

40㎝、または30㎝の定規の左右と真ん中に、イラストのように違う色のシールをはってもらいます。

トレーニング方法

  お子さんから40センチほどスケールを離し、真ん中のシールが両目の間に来るようにセットします。

 そしてメトロノームの音に合わせて(なければ支援者が声で合図する)、赤、青と左右のシールに視線を動かしていきます。

メトロノームがなければ、お母さんが「赤、青、赤、青」のように言ってあげて下さい。

 速さは1秒に1回のリズムです。5往復したら15度ずらして、ななめでトレーニング。

 次はたて、と1回転するまで実施します。やってみると、結構ハードなトレーニングです。

360度の動きがトレーニングできるのがスケール法の優れたところです。

ただし、お子さんが疲れるようでしたら、無理せず、角度を横と、縦だけに減らしてやってみてください。

その他の眼球運動のチェックとその他のトレーニング方法を動画で解説



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投稿者プロフィール

内田 雄二
内田 雄二
発達障がいの子どもを天才に輝かす専門家。
上郷個別教室GIFT代表。

今まで直接教えてきた生徒は2000名以上。認知能力トレーニングと支援教材という、独自の手法で、発達が気になる子ども達の能力開発を行っている。

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