発達性協調運動障害と右脳と左脳の関係 

発達が気になる子ども達を指導していると、「あれっ、何か、体の動きのバランスが悪いな」と感じる子がいます。

よく転んだり、縄跳びが飛べなかったり。

ボールを投げたり、紙飛行機をうまく飛ばせなかったり。

それは、もしかして脳梁の発達が十分でないのかも知れません。

脳は左脳と右脳があります。

左脳は分析的な脳であり、運動面では体の右半分を担当しています。

右脳はイメージを担当しており、運動面では体の左半分を担当しています。

そして、左脳と右脳の真ん中で、左脳と右脳の連絡役をしている部分が「脳梁」です。

 

 

脳梁の発達が十分でないと、左脳と右脳の情報の連携が悪くなるので、動きがぎこちなくなります。

例えば、右手と左手を違う本数、指を立てて、お子さんに、それをまねて同時に両方の指を立ててもらいます。

もし、右手と左手を同時に立てるのが難しいようなら、もしかして、脳梁の発達が十分でないのかも知れません。

発達性協調運動障害とも関係しています。

脳梁を鍛え、右脳と左脳の連携をよくするトレーニング

 そんな時におすすめの運動が「クマ歩き」です。

よく幼稚園でやりますよね。クマ歩きは、右手左手、右足左足が別々の動きをするため、脳梁の発達を促す、理想的な運動なのです。

(先ほどの指の運動も、効果があります。ピアノなどは、脳梁の発達にはとても良いレッスン。折紙もおすすめです)。

  これは運動面だけでなく、脳梁が発達すると、右脳と左脳の機能の統合が進みます。

すると、例えば、右脳でしたイメージを元に左脳で分析する、または、左脳で考えたことを、視覚的に右脳でイメージするなどの、右脳と左脳を連携した学習の仕方ができるようになっていきます。

 小学校の難関校で、クマ歩きを受験科目に設けている学校がありますが、きちんと理由があるんですね。

 また、クマ歩きは、肩、腕の支柱性も高めることができるため、書字がグニャグニャして安定しないお子さんにもおすすめです。

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投稿者プロフィール

内田 雄二
内田 雄二
発達障がいの子どもを天才に輝かす専門家。
上郷個別教室GIFT代表。

今まで直接教えてきた生徒は2000名以上。認知能力トレーニングと支援教材という、独自の手法で、発達が気になる子ども達の能力開発を行っている。

ご興味をお持ちになられた方は、上郷個別教室GIFTの内田まで、お問い合わせ下さいね!

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