開催情報
認知能力トレーナーとは
学習で伸び悩んでいるお子さん、発達が気になるお子さん、お子さんの才能開発に、お母さんや教育現場の先生に、ぜひ、オススメな魔法のトレーニングがあります。
それは「認知能力トレーニング」です。
そして、認知能力トレーニングを行う専門技術を行う者が、認知能力トレーナーです。
認知能力トレーナーとは、学力不振の根本原因となる、5つの認知能力について、お子さんを分析し、必要なトレーニングをお子なうことができる知識と技能を持つものを言います。
そして学力不振の解決につなげる支援を行うのはもちろん、その子の優れた能力を発見し、才能を伸ばしていくトレーナーでもあります。
知識の深さと技能のレベルに応じて、初級、中級、上級、プロフェッショナルとレベルアップしていけるとともに、それぞれの段階で、資格認定を行っております。
お子さんへの支援はもちろん、教育現場での支援に活かしたり、将来、独立して教室を運営することも目指すことができます。
学力を獲得するには、学習能力が必要です。
認知能力トレーニングとは
学習能力は、「注意・集中」「見る」「聞く」「記憶する」「想像する・考える」などの能力に支えられています。
これら、学力を獲得するために必要な、学習の基盤となる能力を認知能力と言います。
注意・集中ができなければ、落ち着いて見ることも、聞くこともできないでしょう。
また見ていても正確に見ることができているかも重要です(視空間認知能力)。
また、見る力、聞く力が弱ければ、情報の記憶もできませんし、情報を用いて理解したり、考えることができません。
つまり、下図のようになります。
一生懸命、勉強しているのに学習効果が上がりません。
これでは、お子さんは達成感を感じられないばかりか、勉強すればするほど、自己肯定感が下がっていく、負のスパイラルに入ってしまいます。
つまり、勉強だけやっても伸びないのです。
スポーツをする人は必ず、筋肉トレーニングをしますよね。
それはスポーツをする基盤となる能力を育てた方が、上達するからです。
学習も同じです。
基盤となる認知能力のトレーニングと学習を平行することで、効果を生むことができます。
そして、もう一つ大切なことがあります。
それは、学習がお子さんの最終目標ではないということ。
その先には、就労があり、もっと先に、お子さんが生きたい人生を生きると言う「自己実現」があります。
そして、就労や、自己実現の時に、使われる力は学力だけでしょうか。
将来に、もっとも必要な力は、この認知能力です。
しかし、認知能力トレーニングは、下手な鉄砲、数打ちゃ当たる的にやるのは効果的ではなく、返って、お子さんの負担を増やすだけに陥る可能性があります。
様々なトレーニング方法と、その狙いと効果について熟知した上で、今のお子さんの状況に応じた適切なトレーニングを選び出し、実施後に的確に評価できる力が必要なのです。
そのような力を、この養成講座で身につけていきます。
養成講座の各レベルについて
初級 → 中級 → 上級 → プロフェッショナル と進んで頂きます。途中のレベルからの受講はできません。
初級講座
認知能力トレーナーを目指す方は、まず1日講座の、初級認知能力トレーナーを受講して頂きます。
初級講座では、認知能力トレーニングの全体像について学んで頂きます。また、代表的なトレーニング方法もいくつかご紹介します。
初級講座を受講し、本格的なトレーナーを目指したいと思われた方は、半期講座の中級講座や、上級講座にお進みください。
中級・上級講座
初級講座は、認知能力トレーニングについて正しいイメージを持って頂くことが目的の講座だとしたら、中級、上級講座はいよいよ、トレーナーとしての技量を身につけるための講座です。
- 子どもを理解し分析する力
- 具体的かつ、豊富な認知能力のトレーニング方法と支援方法
- 具体的な学習支援の方法と、学習面での認知能力トレーニングの活かし方
- ソーシャルスキルトレーニングの方法
- 確かな力を付けるための演習
を行ってまいります。
プロフェッショナル講座
プロフェッショナル講座は独立開業を考える方のための講座です。
- 教室運営の具体的な知識と方法
- 保護者との面談の方法、協力関係の築き方
- WISC心理検査についての知識と、検査結果の理解と支援への活かし方
- 発達障害についての専門知識