シとツの書き分けができない子

 写真のように、「シ」と「ツ」の読み分け、書き分けができない子は多いです(指導前の生徒のもの)。

特にLD傾向のある子や、発達障害の傾向がある子には、非常に多いです。

そのような子のために、支援教材を作成し、カタカナの書字練習をしてみました。

コンセプトは自分で違いに気付き、ピンポイントの指導でとスモールステップでマスターするです。

 本物はどれだ!ゲーム 

シツの支援教材①.JPG

 シとツを正しい使い方と間違った使い方をしたカードを用意し、本物を選び出してもらいます。

ここで大事なポイントは、違いを大人が教えないことです。

本物の学習とは、一種の悟りです。

自分で気付いたからこそ、自分の物にできるのです。

この作業で、シとツが違うことに間違い探しの要領で意識を向けていきます。

ポイントをクローズアップしたステップアップの書き分け練習

シツの支援教材②.JPG

次に、赤で囲まれた部分に注目させながら、シとツを交互に書かせていきます。

だんだん自分で書く部分が増えるようスモールステップにしています。

指導後の効果

シツの支援教材③.JPG

何とか、だいぶ書き分けができるようになりました。

しかし、本当に定着させるためには、今後も②のシートを使った復習と、濁点や、小さなッなどバリエーションを増やした練習が必要と感じています。

ちなみにLD傾向のあるお子さんは「ヤ」「カ」なども見分けたり、書き分けたりするのが難しいようです。

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投稿者プロフィール

内田 雄二
内田 雄二
発達障がいの子どもを天才に輝かす専門家。
上郷個別教室GIFT代表。

今まで直接教えてきた生徒は2000名以上。認知能力トレーニングと支援教材という、独自の手法で、発達が気になる子ども達の能力開発を行っている。

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